お棺の種類たくさんあることご存じですか?【福岡市葬儀・大分葬儀】
大切な方が最後にお休みになる場所がお棺になります。
お棺にはきれいに布が装飾されたもの、彫刻が施されたもの、重厚感のある素材で作られたものなどさまざまな種類があります。
西日本典礼・大分典礼で取り扱っているお棺はどのような種類があるのかここでご紹介いたします。
まずは、お棺を決める際のポイントをご紹介します。
お棺を決める際のポイント
1. 故人様の身長の確認
2. 宗教の確認
3. 棺の種類
4. 棺のサイズ
4つのポイントをもとに希望に合った金額・内容のものを選びます。
故人様のイメージや好みに合わせて、さまざまな種類からお選びいただくことが可能です。
棺の種類
桐平棺
檜・桐などの天然木材や、ベニヤ材と芯材を貼り合わせた棺です。木の温かみを感じられる魅力があります。
彫刻棺
棺の両側面に彫刻のあるものを「二面彫刻棺」、加えて蓋の部分にも彫刻があるものを「三面彫刻棺」、底以外のすべての面に彫刻が施された棺を「五面彫刻棺」と呼んでいます。
彫刻面が増えると金額が高価になります。
また、合板では無く、無垢の木材で桐・マキ・モミ・ヒノキなどの棺は非常に高級なものになります。
布棺・布張棺
棺の周りを布で覆っている棺です。さまざまな布の色が用いられています。刺繍が施されたものや、表面に風景や模様、柄などをプリントした布を貼った棺もあります。
高級棺
家具調の造りの棺で、見た目に美しくモダンな雰囲気があります。
ホワイトやダークブラウンなどの色合いで、中にはフランスベットのような高級布団がついているものもあります。
棺のサイズ
西日本典礼、大分典礼でご準備しているお棺のサイズをご紹介します。
桐平棺
Sサイズ:L1760×W490×H420mm・・・身長165cm以下
Lサイズ:L1850×W490×H420mm・・・身長165cm以上
布棺・彫刻棺
平均してL1900×W550×H460mm
特大サイズ
L2000×W580×H460mm
寝た状態になると足の甲が伸びるため、ゆとりを持って身長+10~15cmのサイズをご案内しております。
また、火葬場によっては火葬炉に棺の大きさが対応しているのか?という問題があります。
福岡市葬祭場を例に見てみると、どの棺も火葬炉の対応サイズの範囲内になりますので、安心してお好きなお棺をお選びください。
福岡市火葬場(刻の森)
火葬炉への納棺寸法
普通炉:高さ55cm × 幅65cm × 長さ195cm 以内
大型炉:高さ60cm × 幅70cm × 長さ210cm 以内
最後に
さまざまなお棺を紹介いたしました。
オーソドックスなものから高貴な柄や刺繍のもの、彫刻の施されたものがありそれぞれの魅力が伝わったでしょうか。大切な方が最後にお休みになる場所です。イメージに合ったものをお選びいただけたらと思います。
西日本典礼・大分典礼では事前のご相談を随時受付しております。
前もって知っておくことで、不安を少し軽減できる部分もあります。些細なことでも構いません。疑問に思っていること、不安に感じていることがございましたらいつでもご相談ください。
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