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コラム

家族葬での焼香のポイント
参列者の方へ

家族葬での焼香のポイント

家族葬で葬儀を行う際に、焼香の順番についてどのようになるのかと疑問を持たれたことはありませんか?一般葬といわれる通常の葬儀と形式や作法は変わりませんが、家族葬となると身内の中での焼香の順番などの決め方をご紹介いたします。

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【もくじ】
・焼香の順番のポイント
・焼香の順番の考え方
・焼香の作法

焼香の順番のポイント


焼香を行う際には基本的な順番があります。一般葬の時と考え方は変わりません。基本的なポイントを押さえてみましょう。

焼香の基本的な考え方としては、故人と関わりの深い順に行います。
【焼香の順番】
1. 喪主
2. 遺族
3. 親族
4. 会社関係
5. 友人

一般的な焼香の順番ですが、家族葬の場合でも会社関係や友人の参列がある場合もあります。その際、会社関係の方は社内の肩書順で焼香を行います。
また、葬儀場での座席も、一般的な葬儀と同様に、故人との関係性が深い方ほど祭壇の近くに座っていきます。
家族葬であっても、遺族・親族以外の方が参列する場合には座席が親族・一般と区分けされていることがあります。

次に子の焼香の順番には、大きく分けて以下の3つの考え方があります。
【子の順番】
1. 年齢順
2. 同姓順
3. 家族単位
一番多いのが、年齢順です。年の順に男女関係なく焼香を行います。一番わかりやすい順番です。2の「同姓順」は、同じ姓の人から順番に進んでいく方法です。男性や未婚の女性が先に焼香へ進んでいく順番になります。3の家族単位ですが、年齢順にあわせて既婚の場合は、その配偶者や子供と一緒に焼香へ進む方法です。一般的に夫の親族に参列した場合は夫の焼香後に妻の焼香を行います。妻の親族として葬儀に参列した場合は妻の焼香後に夫の焼香を行います。しかし、男性優先の考えが見られる場合には、妻の葬儀に参列した際にも夫が先に焼香する場合があります。親族内の考え方を優先して決めていきましょう。

焼香の順番の考え方


葬儀において、基本的な焼香の順番を紹介しました。しかし、トラブルを起こさないためにも事前に親族で話し合っておくことが重要です。また親族内の年長者に意見を尋ねてもいいかもしれません。

焼香の作法


仏教のお葬式で必ず行うお焼香の由来や意味については様々な情報がありますが、明確なものがないのが現状です。一説では、その昔、お香はとても貴重なもので、親しくしている方亡くなられたとき大切なものを持ち合う習慣があったそうです。その際、お香を持ち寄り弔うためにお香を焚いたそうです。また、心身ともに穢れを取り除き、清らかな心で仏に手を合わせることを目的とした行為とも言われています。

ここでは一般的に多い立礼焼香の作法のわかりやすく説明をしています。
椅子が用意されている式場で行われることが多く、現在ではもっとも多い焼香方法です。
1. 焼香の順番が来たら祭壇に進み喪主・遺族に一礼します
2. 焼香台の一歩手前に進み一礼します
3. 親指・人差し指・中指で抹香をつまみます
4. 抹香を香炉の中へ落とします ※宗派によって回数がことなります
5. 遺影に向かって合掌し一礼します
6. 喪主・遺族へ一礼し席に戻ります

↓お焼香の作法~動画~↓


この他、焼香の種類がいくつかあります。和室などで行う場合は座布団に座って行う「座例焼香」の場合があります。その場合は祭壇前の焼香机まで移動し、正座して焼香を行います。また、焼香器を順にまわして行う「回し焼香」という方法もあります。自分はその場から動かずに焼香器を順にまわしていきます。自分の前に焼香器が来たら焼香を行い次の人へ焼香器を渡します。焼香のスタイルは様々ありますが、故人を偲ぶ気持ちが一番大切です。焼香器を前に清らかな心でお参りをしましょう。


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