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コラム

お盆の基礎知識【福岡葬儀・大分葬儀】
お葬式の知識

お盆の基礎知識【福岡葬儀・大分葬儀】

~お盆の基礎知識~
お盆を迎えるにあたってお迎え準備の基礎知識をご紹介いたします。

〇祭壇
盆棚(精霊棚)とは、精霊を迎えるために、お盆の期間だけに特別に設ける祭壇のことです。祭壇には新盆者のご遺影、お位牌(過去帳)をご安置します。また、ご宗派によってはご先祖様のお位牌(過去帳)も一緒にご安置します。

〇提灯
お盆になるとご先祖様の霊を供養するため、盆提灯を仏壇や盆棚の前や玄関、軒先などに飾ります。
お盆で使用される提灯は、盆提灯と呼ばれ、迎え火、送り火などの際にも使用されます。地域によっては、親族や故人と親しかった人々が、新盆を迎えた家に盆提灯を贈るという風習が残っています。提灯には、「先祖や故人の霊が迷わずに家まで戻ってこられるように」という意味が込められ、目印の役割を果たすものといわれています。そのため、仏壇や盆棚の前、玄関、軒先などに飾るのが一般的です。

〇生花
仏教において生花は仏界の尊さを伝えるものとされており、お花は亡くなられた方だけは無く、生きている人の心も清めてくれるものとも言われています。お盆でよく用いられる「ほおずき」は提灯に見立てられ、祭壇に灯りをともしてくれる、ともし火だと言われています。

〇供物
代表的なものは、そうめんやきゅうりで作った馬となすで作った牛です。そうめんは、「仏様が帰るときに荷物(おみやげ)を運ぶ紐になる」や「喜びを細く長くと縁起をかつぐもの」など諸説あります。こういったことから返礼品にも多く使用されるようになりました。
きゅうりで作った馬は、ご先祖様の霊を早くお迎えするため馬に乗って一刻も早くお越しくださいという気持ちを表しており、なすで作った牛には、滞在後は牛に乗ってなるべくゆっくりお帰り下さいという気持ちが込められています。

〇菓子類
おはぎ・落雁・だんご(あんが入ってない物)をお供えします。
お迎え団子とする場合は13日は迎え火の日におはぎ「甘い団子」を、15日の送り火の日にだんご「甘くない団子」をお供えします。

西日本典礼・大分典礼ではお盆のお迎え準備のお手伝いを行っております。
祭壇、生花、提灯、返礼品などご相談、ご注文承ります。
何なりとご相談くださいませ。


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