会葬礼状とは、返礼のお品に添える、参列していただいたことへの感謝の言葉です。
二つ折りのハガキにお礼の文と、親族の名前を載せてお礼品に挟んでいます。
元来の会葬礼状は、定型の文言を載せたどの家族も同じ内容の会葬礼状でした。
礼状の違いがあると言えば、文章の最後に載せる、親族の名前が変わるくらいでしょうか。
しかし、ご家族それぞれに想いは違うもの。やはり、伝えたい言葉もそれぞれに違ってくるのではないでしょうか。
そこで、近年ではこの会葬礼状もご家族ごとにオリジナルの文章を添えて作成するようになりました。亡くなった方が、これまでどのような人生を歩んできたのか。ご家族とどのような思い出を残してきたのか。亡くなった方がこの世と結んで来た縁を会葬礼状に込めていただいております。
こう聞くと、ご葬儀の慌ただしい中、そのような文章を考えなければならないのかと不安に思われるかもしれません。
しかし実際には、5分ほどのインタビューをさせていただいた後に、プロのライターが文章を作成いたしますのでご安心ください。
この会葬礼状、文章だけではなく、亡くなった方が生前作成された切り絵のような作品や、肖像画なども載せることが出来ます。これまでは、返礼品をいただいた後、目を通したらそのまま処分してしまう方も多かったと思います。このオリジナル会葬礼状は、葬儀が終わった後も大事に保管しているご家族もおりますし、参列いただいた方からも涙を流して読ませていただいたとの声も聞こえています。
西日本典礼でのお葬儀は一人一人に合わせたオリジナルを創り上げています。
