戒名・法名とは?【福岡葬儀・大分葬儀】
多くの人は、死んでから戒名をつけるように思われていますが、もともと戒名というのは、お釈迦様のお弟子になり、戒律を守って仏道修行に精進することを誓った人に授けられる法号でした。つまり授戒・灌頂・得度などの仏教儀礼を通じて導師が受者に守るべき戒めを説き示したうえで、その戒めを守ることを誓った証拠として贈られる名前のことなのです。
ですから、亡くなった人に現在のような形の戒名を付けるのは、日本独自の習慣のようです。宗派によっては、戒名と言わず法名(浄土真宗)や法号(日蓮宗)と呼びます。
浄土真宗の開祖である親鸞聖人は「なにひとつとして戒を守れない凡夫だから、弥陀の誓願によってのみ救われる」という教えを説きましたので、浄土真宗は戒名はありません。(正直ですね~)また日蓮宗では、法華信者は霊山浄土に生まれるとされていますから、戒名ではなく法号ということが多いようです。
ちなみに五戒(五つの戒め)とは
1、不殺生戒(生き物を殺さない)
2、不偸盗戒(人の物を盗まない)
3、不邪淫戒(男女の関係を乱さない)
4、不妄語戒(嘘をつかない)
5、不飲酒戒(酒を飲まない)
ん~・・・・・・・無理ですね。
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